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生理を遅らせる/早める月経移動

生理を遅らせる・早める方法の月経移動!副作用と注意点

月経移動で生理を遅らせる方法

「大事な予定やイベントがあるのに、生理予定日が重なってしまう……」このような経験はありませんか?スケジュール帳を確認して、憂鬱な気持ちになってしまうこともありますよね。どうにかして生理を遅らせたい、または早めたいという方も多いかもしれません。

そこで今回は、生理を遅らせる方法と早める方法、その副作用と注意点についてくわしく解説します。

ページの監修医師

東京都豊島区の池袋駅前婦人科クリニック加村和雄院長

池袋駅前婦人科クリニック 
加村和雄(かむらかずお)院長

1998年埼玉医科大学医学部卒業。病院やクリニックにて、日本産科婦人科学会専門医として研鑽を重ね、池袋駅前婦人科クリニックを開院。

生理を遅らせる方法

月経移動で生理を遅らせる方法

生理をずらすことを"月経移動"といい、中用量ピルというお薬を使用します。まず、生理を予定日から遅らせる方法について説明していきましょう。

生理が起こる仕組みをご存じですか?生理には女性ホルモンが大きく関与しているのですが、月経移動はこの女性ホルモンの変動によって生理が起こる仕組みを上手に利用して行います。生理周期の黄体期にあたる時期、生理が始まる5日ほど前に中用量ピルの内服を始めます。すると、ピルによってホルモン量が調節されて、はがれ落ちるはずだった子宮内膜が保たれるという仕組みです。子宮内膜がはがれ落ちないと、生理は起こりません。こうして、生理を送らせたい日まで、毎日中用量ピルの内服を続けます。旅行やイベントごとが終わり、生理が開始しても差し支えなくなったら、服用を止めましょう。ピルの内服を止めると、個人差はありますが2~4日程度で生理がきます。

生理を早める方法

月経移動で生理を早める方法

次回の生理を生理予定日より早めたい場合は、どのようにすればいいのでしょうか。

次の生理を早めたいときは、その前の生理開始から5日目までに中用量ピルの内服を始めます。生理開始から5日目までにピル飲むと、身体があたかも妊娠したときのような状態となり、子宮内膜が維持されます。これは、中用量ピルによってホルモンが妊娠時と同じような状態になるからです。そして生理がきて欲しい日の2~3日前に内服を止めます。ピルの服用を止めると、ホルモン量が減少して子宮内膜がはがれ落ち、個人差はありますが2~4日程度で生理がきます。

「生理を遅らせるピルはいつから?」受診のタイミング

生理を遅らせたいとき

生理を遅らせたいときに池袋駅前婦人科クリニックを受診するタイミングは、生理予定日の1週間前までが望ましいです。どんなにギリギリになったとしても生理予定日の5日前までにご来院ください。中用量ピルを飲み始めるタイミングは、生理予定日の5~7日前だからです。受診の際の問診では、「いつまで生理をずらすのか?(いつまで生理が来なければよいか?)」とお聞きします。ピルの内服期間は、生理がきてほしくない期間の最終日までを推奨しています。個人差が大きく一概には言えませんが、生理が来るのは内服中止後2~4日ほど後です。しかし、人によっては、飲み終わった日の翌日から生理が開始になることもあります。

生理を早めたいとき

生理を早めたいときに当院を受診するタイミングは、ずらしたい生理の前の生理期間中までが望ましいです。中用量ピルを飲み始めるタイミングは、ずらしたい生理の前の生理期間中5日目までが推奨されています。(ギリギリでも7日目までです)そのため、生理開始後すぐか、それ以前にご来院ください。ピルの内服期間は生理を早めたい日までで、内服中止後2~4日ほどで生理が始まります。一般的にこのときの生理の経血量は、通常よりも少ないことが多くなっていますが、異常ではないのでご安心ください。

月経移動の副作用と注意点について

生理を遅らせるまたは早めるため、月経移動をするにはお薬の内服が必要不可欠です。このとき処方されるお薬を中用量ピルといいます。中用量ピルにも副作用があるので、確認していきましょう。併せて、内服時の注意点も見ていきます。

中用量ピルの副作用

中用量ピルを内服したときに起こる副作用は下記です。

  • ・吐き気
  • ・胸の張り
  • ・むくみ
  • ・不正出血
  • ・下腹部の違和感、痛み
  • ・頭痛など

これらの症状は、女性ホルモンによって身体を生理前の状態にしているために起こるものであり、低用量ピルの副作用とほぼ同様です。そのため、胸の張りやむくみなど生理前に起こりがちな症状は、比較的副作用として感じやすいといえます。ですが、症状の現れ方には個人差があります。また、これらの症状が起こったとしても、一過性のものなので、過度なご心配はいりません。

気をつけたい注意点

中用量ピルは、低用量ピルに比べると含まれているホルモン量が多くなっています。このことから、ピル服用の際の重篤な副作用である“血栓症”にも注意しなければなりません。低用量ピルが適応にならない方は、月経移動の中用量ピルも禁忌となります。ピルが禁忌になる方は下記です。

  • ・40歳以上
  • ・静脈血栓症などの既往歴がある
  • ・前兆を伴った片頭痛がある、または片頭痛の症状がひどい
  • ・原因不明の不正出血がある
  • ・35歳以上で1日に15本以上喫煙する
  • ・乳がんや子宮体がんの疑いがある、またはかかっている
  • ・妊娠中や出産後6週間以内である
  • ・授乳中
  • ・BMIが30以上
  • ・高血圧
  • ・糖尿病
  • ・重い持病がある

最近ではインターネットの普及もあり、通販や輸入代行・個人輸入などでピルを購入して、内服する方も増えています。しかし、これはとても危険な行為です。「一度なら大丈夫」「きっと平気だろう」などとご自分を過信せず、決して自己判断で購入・内服などしないようにしてください。

なお、月経移動のために内服するピルでは、避妊効果はありません。必ず別の避妊方法を行うようにお願いいたします。ピルによる避妊をご希望の患者様は、低用量ピルのご相談を承っておりますので、ぜひ池袋駅前婦人科クリニックまでご相談ください。また、ピルが適用にならない患者様には、子宮内に装着し妊娠を防ぐ"ミレーナ"の取り扱いもあります。こちらも併せてご検討ください。

東京都池袋で月経移動ができるクリニック!

池袋駅前婦人科クリニックは池袋駅より徒歩0分の駅チカ好立地で、夜間は19時まで診療を行っているクリニックです。ご予約はお電話とWEBで承っており、WEB予約であれば24時間受付しております。(お急ぎの方は、お電話でのご予約がスムーズです)ピルの処方に関しても院内でお薬をお渡しでき、薬局に行く手間が省ける院内処方です。プライバシーに配慮した環境で、女性特有のお悩みを親身になって伺います。東京都池袋周辺で月経移動を希望される患者様は、ぜひ当院にご相談ください。

月経移動に関するよくあるご質問

生理をずらす方法はピル以外にもありますか?
A.いいえ。ピルの内服以外に生理を確実にずらす方法はありません。ピル以外で生理をずらすさまざまな情報があるようですが、どの方法も生理をずらす確かな根拠がありません。大切な予定がある日、イベントのときに生理が被ってしまわないようにするためにも、月経移動はピルの内服で行うことをおすすめします。ピルの内服についてご不安がある方は、まずは池袋駅前婦人科クリニックにご相談ください。
生理を早く終わらせるために、ピルは有効ですか?
A.ピルの内服によって生理が早く終るとはいえません。ただし、中用量ピルで生理を早めた場合、ピルによって子宮内膜が厚くなる期間を短くすることから、生理の際の経血量が通常よりも少なくなることはあります。出血量が少なくなるので、生理期間が早く終ることにつながりますが、確実に早く終わるとはいい切れません。
生理をずらすためにピルを飲むのですが、避妊しなくても妊娠しませんか?
A.いいえ。月経移動のためのピルでは避妊効果が得られません。予期せぬ妊娠を防ぐためにも、必ずコンドームなどで避妊をした性行為をするようにしてください。ピルの内服によって避妊をご希望になる方は、避妊効果がある低用量ピルの処方を行っておりますので、池袋駅前婦人科クリニックの医師またはスタッフまでお申し付けください。

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  • 2021/07/01